現地調査してきた物件が、偶然にも神田Mビルでした。
当時の担当者さんが妹島和世さんだったようで、ビルのエントランスには、当日の図面や雑誌などがきれいに飾られていました。
ボイドスラブという、特殊な床でつくられ、天井も床も梁がなく、ニュートラルで、すっきりとした室内です。今の妹島さんのデザインにも通じる雰囲気がありました。
外観は、コンクリートの荒々しい斜めのブレースが特徴的で、後のトッズ表参道やミキモト銀座を予感させる伊東さんの雰囲気です。
築37年になりますが、管理会社様がしっかりとメンテナンスしているため、今でも空間の魅力を伝えています。



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