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​鶯谷のラブホテルリノベーション

この建物の特殊さはビルオーナーが変わる度に用途変更や増改築を繰り返した建物の履歴にある。

2004年の新築時に共同住宅であったビルを2009年にホテルに用途変更し、本改修で再び共同住宅に戻した。

建築基準法では共同住宅の廊下や階段は容積対象床面積に算入されないが、ホテルでは廊下や階段は面積算入される。

そのため、2009年のラブホテルに用途変更した際には屋根に大きな穴が開けられ、8、9階は屋外化された。

今回の改修では屋根の穴を塞ぎ8、9階を再び居室に戻し、同時に、南側バルコニーの両端を居室化した。

立地的特性から将来のオーナーチェンジは今後も繰り返されると思うが、竣工当時からのコンクリート打ち放しの駆体、ガラスブロック、タイルは竣工時のまま引き継いで欲しいと願い、

それらの部分を補修したり、クリーニングを行い、磨き上げた。

用途:共同住宅(22戸)
工事内容:増改築工事
所在地:東京都台東区根岸
共同設計(基本設計+監修):GYRO ARCHITECTS
構造設計:川村構造設計室
設備設計:白設備設計事務所
実施設計及び施工:日本建設
写真:楠瀬友将

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